この回が載っているサンデーが発売された日の午前中、
私の元に一件のメールが届きました。
「今週のハヤテはマリアさん18禁」

数時間後、そこには昼休みにコンビニへ疾走するゆーけの姿が!

ゆーけ「もう絶対あいつのメールなんか信じたりしないよ」


少年サンデー2008年23号分の記事です。


『たとえ一人でも世界に抗う。それがヒーローってもんだろ?
第174話「法律でダメって言われても、観たい気持ちは消えない」』


ネットワークが整備された今、
いくら未成年でも観たいけどどうしても観られない、
そんな状況なんて無いのかもしれない。

えっちなのはいけないと思います!


○ナギの話

【私には貴方が必要】

ハヤテとナギの絆は今までのそこそこに表現されてきた要素です。
下田編のような長編では繋がりが深い事を証明し、
単発コメディパートでは些細なシーンからその絆を再確認させられる。
今回はその「些細なシーン」で、二人の現状の絆ではなく、
「ナギの欲している絆」が垣間見えた気がします。

・四六時中、四六時中
ヴァタリアンを見て、怯えた後にあったナギの一言。
>『四六時中・・・四六時中、一緒にいなくてはだめなのだ。』
怖い時だから口に出しているのだろうけれど、
この願望は勿論いつでも、どこでも、どんな時でも持っているのでしょうねぇ。
執事として、彼氏(?)として、いつでもハヤテがそばに居て欲しいという欲求は、
13歳ながらもハンパなものではないと、いつも感じさせられます。
今回は全編ギャグタッチだったけれど、それでも。

・理想の家族
四六時中離れたくなかったので、ハヤテを寝室に呼んで川の字完成。
驚く程理想の家族風景に見えてしまって苦笑いです。
13歳の親に見えてしまってマリアさんすいません!ホントすいません!
このシーンからはナギがマリアとハヤテをどちらも非常に大事に思い、
同じくマリアとハヤテもナギを非常に大事に思っている、
そんな微笑ましい雰囲気を感じ取れました。

普段からハヤテに対してマリアに手を出さないようにと牽制しているナギ。
それでもハヤテをマリアのいる寝室まで連れてきた理由は、
(≒ハヤテの部屋に行って二人で眠る事にしなかったのは)
いつも二人と居たい、どちらも手離す事の出来ない大切な存在、という想いが
怖い時、不安な時だからこそ表面化したものではないかと思いました。
明らかに深読みし過ぎだろうと自分にツッコミを入れたい気持ちが
ありますが、そう思いました。

◇◇◇

【お嬢さまだって普通の子】

お嬢さまも人の子、えっちなものにだって興味がわくお年頃です。
その好奇心は、必殺・迷彩レンタルを編み出すに至り・・・
・・・君はエロ本初購入を目指す高校生か。
レジには購入者のだいたいの年齢を入力するようなものもあるよ!
客が思っている以上にバレバレなので気をつけてね!


ちょっとHなシーンを見て『おお・・・』となっているナギお嬢さまを見て、
『おお・・・』という気分になったがどうか。
なんかもう色々やらかしてやりたい気分だが
児ポでひっ捕らえられそうなのでここは黙りますぜ。
しかしこの場面を押さえてビビるナギを掴んで転がしてぇなぁ!


○ハヤテの話
こういった話を見れば見るほど、
ハヤテは理想の伴侶じゃなくて理想の保護者なんですよねぇ。
ナギとハヤテのガチ恋愛パートがやってくるとは思えないけれど、
ナギがずっと勘違いしているオトシマエはどうしてくれるのか!と。
一度は通る話だと思うので、今から気にしているのですよ、


○マリアの話
今回の話で目立っていたのはナギだけど、
ベストショットはマリアのぐすってるオチのコマだと思うんだ!
最強キャラというイメージが(私の中で勝手に)先行しがちでも、
怖いものに対する精神的タフさは普通のじゅうななさいだったんですよね。
そういえば黒いアイツにも弱かった。

もしかしてアレか?
このシチュエーションならば、一緒のベッドに潜り込む作戦が成功するのか?
本編のナギと同じように怖くて仕方がないから同じベッドで寝る事を容認しちゃうのか?
風呂上がりのマリアさんのにおいをかいじゃうなんて、
普段であれば死亡確定の行為もどさくさに紛れて行えちゃうのか?
寝返り打ったフリして少々触っちゃっても、
怖さの方が上だからプルプル震えながら我慢しちゃうのか?
(そして調子に乗って即死ルートへ)
誰かそんなシーンを絵にあげてみませんか?
…ハヤテの皮をかぶった神父とかの設定で。


バックステージ
第182回。

>『あと、今回の話は一つだけマリア関連で入れられなかったネタがあるので、
それはいずれ単行本の四コマにでも描こうと思います。』
またもマリア付録宣言キタコレ。
ツンなんとかの話が良い感じだったので期待しますよ。


○余談
今回のハヤテの影響によって、全国で50本はバタリアンがレンタルされたと見た。


○関連記事
173話「先生、四週連続はあんまりです」
172話「先生、娘さんを僕にください」
171話「先生、それは貴方の趣味でしょう」
170話「先生、それは貴方の性癖です」
169話「先生、それはパンチラではありません」

「お嬢様プロデュース大作戦 ボク色にそまれっ!」攻略もくじ
ハヤテのごとく!単行本15巻の特典は?
PS2ゲーム「ハヤテのごとく! 〜 forever with you 〜」攻略情報(という嘘記事)

上記リンク以外のハヤテのごとく!関連記事は、過去ログページからどうぞ。