2007年12月24日

[少年サンデー]2008年2・3号番外 LOST+BRAIN 第1話 雑感

>『少年は神か?悪魔か?それとも・・・』
>『この世は低脳な人間ばかり!世界の全てがくだらない!!
天才であるが故に悟ってしまった現実・・・
そんな高校一年生の氷山漣が出会った”力”とは!?』

「衝撃の新連載」、LOST+BRAIN。
略してデスノと人は呼ぶ。


この作品を読んだのは発売日翌日の木曜日。
出張中だったので水曜日の購入が難しい状態でした。

木曜日にサンデー購入後、実際に読む前にWebを一回りしてみました。
次回予告の時点でギリギリだったLOST+BRAINの評判を見て
心の準備をしてから火中に飛び込もうという判断です。

そこで見たのは「パクリ」「デスノがサンデーで第二部スタート」
「八神月がデスノートを拾わなかった編」などの文章が踊る姿。
これはヤベェ。統一された意見を眺めていく内、
前号から抱いていた恐怖は確信へと変わったのです。

ただ、思う所はありました。
「最近は何でもパクリだと言いたがるバカが多過ぎる」
週刊少年漫画板等でこのイメージが強く根付いていた上に
元々パクリという単語がそんなに好きでは無かった私としては、
実はそこまでじゃないんじゃね?という微かな期待が残っていたのです。
この時までは。

そして私は少年サンデーを開いたのです。



あぁぁぁぁぁあぁぁ読者諸君スマンかったァァァァァ!!
君達は非常ォォォに賢明だったァァァァ!!




なんだこれ。言われてた事そのままじゃない。
パクリっつーか劣化コピーっつーか劣化パクリ?
デスノート持って来るとしてももうちょっと考えて下さい。
「邪悪な天才学生が能力使って新世界の神になろうとする」
こんだけ揃えば開幕国士十三面待たれぐらいアウトですよ。

アウトな要素は揃えてしまっているのに、
ここまで来てるならどうせだったら拾っておけば?という要素は
豪快に放置している点も強力です。
簡潔に言うと、「この主人公で面白い漫画になりそうですか?」
これ。
全てを極められてしまう天才設定なのに、
作中から感じ取れるイメージは単なる傲慢で孤独なややバカっ子。
天才設定だったら愚民が謀ったカツアゲ冤罪作戦も、
その自慢の頭脳で完膚なきまでに叩きのめして下さいよ。
絶叫してそのまま退場ってヤンキー漫画っスか。
完全にやり込めて大勝利、周囲は静まり返って主人公退場。
そんな非凡ぶりを見せた所で民衆に絶望。
そんなんで良いんじゃないですかね。
最近のサンデーにある傾向として、
設定持ってるだけのキャラが多過ぎるというものがあります。
絶対音感なんて古の設定もあったしな。
天才キャラが出てもIQが高いとか設定を設定で説明するだけだしな。
今なら「作品中の天才の上限=作者の上限」という説がよくわかります。

武器持ったら計画の為、
急にニコニコしだす主人公のスケールの小ささは置いといて、
今の所話のスケールも小さいのはどうするのでしょうねぇ。
ウヌゥ、やさしい学校の王様になるのだ!ですか?
内閣官房長官のインタビューがフラグになってんでしょうか。
次回でビックリさせてくれる可能性はまだあるとしても、
現段階ではデスノートどころか猫田の街をひっくり返そうとしている
犬養先生にさえ遠く及ばない気がしてならないのです。

◇◇◇

近頃デスノートのトレスで祭り上げられていたマガジン系の読み切り?は
悪意ある作者がバカな事やってんなーで済むイメージでした。
でもLOST+BRAINに対する印象は・・・「お兄ちゃん、少年サンデーはずかしいよう!」
原作付けてまでこんなもんブン投げてきた上、
絵までなんとなく似せてきたチェックメイト状態です。
どう考えてもマガジンのそれとは違って製作者がグルになって
全力で「行ける!」と踏んできた企画です。
よってなんだか雑誌単位で恥ずかしい。
ヒカルの碁が当たった後に歩の駒が出てきた頃よりもうちょっと恥ずかしい。

作画担当の大谷アキラが気の毒です。
妖逆門、ハルノクニ、マリと子犬の物語のような
原作付き故に爆死させられた新人作家達の後追いになる姿が見えてしまって。

◇◇◇

んで作品の内容についは・・・催眠術シーンが「へぇー」でした。
やはり自分の全く知らない世界についてはそこそこ興味深く見られますね。
毎回こんな長い催眠解説があるなら
ためしてガッテン見るみたいな目的で見ていけるかもしれんよ?

催眠をかけられているのは生徒達と見せかけて、
実は主人公が術中に嵌っていた、
なんて大オチが来たらややベタながらちょっと面白いかも。


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この記事へのコメント
巷でデスノの劣化コピーと言われるロスブレ(略しました)ですが、さざなみ君(個人的感情でレンとは呼ばない事にしました)はリアルに酷い。詳しく比較しているサイトがありますので一番下に載せておきます。

それにしてもロスブレの恐ろしい所は、「現実に再現可能」な方法を用いている事です。死神のノートは存在しない前提だからこそ楽しめるのですが、サンデー読者は毎週恐怖にさいなまれるかも知れませんね…紙面を通して操られているかも知れないから。まずは厚くなったサンデーに見慣れる事から始めましょうか。

まぁ、マガジンはドンマイと言う事で。長文失礼致しました。

http://netanote2.seesaa.net/article/72519480.html
Posted by 通りすがりのはずが日参に at 2007年12月27日 23:44
すみません、コメント書いた後に第二話読んだら、全くもって「現実に再現可能」ではありませんでした。失礼致しました。
Posted by 通りすがりのはずが日参に at 2008年01月04日 00:10
リンク先を見て爆笑してしまいました。
ここまで露骨だったか・・・
うん、庇いようがなくてすごい。

んですいません、ブッ飛んだ第2話が発動した故に
即発言を撤回していてまた吹いてしまいました。
私もあそこまで発狂展開を見せるとは思いませんでしたよ。
Posted by ゆーけ at 2008年01月08日 00:16