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大切な人が困っている時、悲しんでいる時、
その時僕は何が出来る?何が言える?
何か伝えなきゃいけない。でも想いを届けることは、そう簡単じゃない。


少年サンデー2007年43号分の記事です。


『幸せだったなら、孤独よりもしみる。第145話「Distance〜近くても」
幸せだったなら・・・』


なんだこの意味深な文章は!
そういえば主人公及びメインヒロイン二名は、
ストレートに幸せとは言えない過去の持ち主。
何不自由なく暮らしていても、そりゃー感情にブレは出るってか。


○愛沢咲夜とその家族の話
もちろん今回のサクの発言には身悶えした訳です。

>『ふ・・・二人きりやから思いきって言うけどな。』
>『実はウチ・・・お・・・お兄ちゃんっていうのにちょっと憧れてんねん。』
>『そこでな・・・今、思いついたんやけど・・・ハヤテお兄ちゃんって・・・呼ぶのはどうやろ?』
アホか。悶絶死させる気かコイツ!
二人きりだから!?
お兄ちゃんと呼ばせてと!?
普段見せた事のない表情で!!?(単行本7巻11話、第74話を見るのだ)
ああ、当然作者とサクの狙い通り、腰砕けですよ。
68ページから70ページのサクの表情は全てにおいて反則だろう。

下田編が終わった頃から、ハヤテに対する呼び名が借金執事ではなくなっていました。
そのことに関してBSでは少し触れられていたけど、
本編でこんなオチが付くなんて!
BSの雰囲気を見ても、多分このシーンに深い意味はないと思われますよ。
でもそうか・・・お兄ちゃんか・・・
そう考えると最近のサクのハヤテに対する行動も納得がいく?
子供扱いしないでよお兄ちゃん!とか。
安心したような残念なような、沸き立つこの感情はなんだ!

今回のサクの台詞と表情にはバーストさせられたけど、
実際にハヤテの事をお兄ちゃんと呼んでほしいかは別の話。
いや、嫉妬とかじゃねえんだ!
あまりに普段からプラスの感情を表に出す(=お兄ちゃんと呼ぶ)と、
今の大切なバランスが崩れてしまうと思うんだ。
今のこのビミョーな距離感が大切だと思うんだ。
二人きりの時だけお兄ちゃんと呼ぶ、なんて言われたら譲っちゃうかもしれんけどな!
てかもうなんでもいいや!

このエピソードで咲夜は姉らしさに留まらず、
妹願望っつーか子供らしさまで見せてきました。
なんだか急にハイスペックになり過ぎて、逆に怖くなってきたんだぜ?

◇◇◇

今回ハヤテに関して割とデカい話が出てきましたが、何故その相手が咲夜なのか。
これはもう簡単に言ってしまえば、「便利キャラだから」ではないでしょうか。
・ハヤテが相談出来ない自由奔放or天然キャラではない
お互い重大な相談をしてもポジションが変わらない
・大きい話になりやすいナギの過去話を知っている
・結構遠慮ないのでオトナじゃ聞きにくいことも聞いちゃう
・背伸びしているので恋愛相談も出来る?
・咲夜が大金持ち属性なのである程度何でもやらかせる
・いざとなればギャグに流したり深刻な場面もツッコミでグダグダにできる
ほーらこんなに便利!
基本的に何やらせても無理に見えにくいキャラだと思われます。

いきなりハヤテの両親に対してのif話を持ち出すことが出来たのも、
(ある程度)どんな答えが返ってきてもサクがハヤテの扱いを変えはしないだろうし、
それでもハヤテの事をかなり気にかけているから、ってのがあったのではないでしょうか。
ここらで設定を落としておきたい、でもメインの大筋に絡めるには早い。
深い理由などなくそんな所じゃないですかね。
この辺りに関して感じた違和感の話は、また後ほど下の方で。

でもこの便利キャラ論、サクが本気でハヤテに惚れてしまうと崩れるんですよね。
作中では希少なポジションのキャラ。
まさか実現しないとは思うけれど、そういった意味でもハーレム参加は勘弁な。
今のヌルさがちょうど良いのだ。
>『やるやないか自分!』
でまた思い切り好感度がアップしてしまった気もするけどな。


サクの口から「ゆっきゅん」の名前が出ました。
うん、ゆっきゅんのキャラが容易に想像できるな!
「紫子さんなんて呼ばないで、ゆっきゅんって呼んで〜」とか言ったんだろうな!

◇◇◇

バカ父が本領発揮中。
いやー何度見てもエロくない神父。
こんなん見てると本当に母親の姿の想像図が恐ろしくなってきます。
きっと常に気力が130以上たまってて、ハイパーツッコミ斬りスタンバイOKなんだぜ・・・

>『もうええ朝斗!!やってまえー!!』『ラジャー!!』
めっちゃ微笑ましい。
んで朝斗と日向は妙な変化球とかなしに量産型サクのようですね。


最後に、私は愛沢咲夜の裸漫談を要求する!
BSでも結構だから!カードゲームの方でもゲームでも良いから!
いっそ同人でも構わないから!


○ヒナギク&西沢さんの話
この二人の話が主線だった気がしたのに、語ることないくらい出番削られてて吹いた。

>『ハヤテ君の事よ。』
まで言ってしまったので、告白のチャンスを逃す可能性は消えたか?
サクが用意したのが花火で、その音にかき消されるなんてクラシックな手は
この後に及んで暴発させないとは信じたい。
いつもよりヒナギクの目がマジだしね。

告白成功はガチって予想を立てると、
この日内で和解が成立するかという所まで話が及びます。
最近西沢さんが強すぎるからケロッと済まされるだけかもしれないし、
バイト先なる共通場所が生まれたので次会う機会まで強制持ち越しになるかもしれない。
微妙にカギだと考えているのは咲夜が何を用意しているか。
咲夜が用意してるのは花火とかマトモなもの→和解後に見て友情が深まる
咲夜が用意してるのはインパクト重視の一発ネタ的なもの→雰囲気ブッ壊してお流れ
そんな感じ?
まさか こ れ だ け 思わせぶりにしといて、
咲夜のサプライズがハムヒナの見えない所だけでやるとは思えないですからね。
万が一そうなったらわしゃ知らん。

今回流れてもバイト先とかで「あ、あれから考えたんですけど!」
となるのが容易に想像出来てしまいますね。
そろそろヒナギクの苦難劇場もマンネリ、4月の新学期新展開まで尺もない頃。
勝負つけても良い所じゃありませんか?
西沢さんはあまり固執するタイプじゃないだろうから、
告白してもそんなに関係変わらないだろうしさ。


○ナギの話
宴を終えたお嬢さまに、寂しさの影が差す・・・
そうだった、ナギは両親だけでなく、執事も失った過去があっただった。
永遠に続くものは無いと知っているナギは、
心のある一面だけ悲しい大人になっていた。


>『マリアはたしかに今は側にいてくれて、家族みたいなものだけど、
いつか誰かを好きになって、きっと私から離れていってしまうだろう・・・
そしてたぶんそれは、そう遠い日の事じゃないと思うんだ・・・』
ハヤテが居なくなる危惧は抱えていても不思議ではないと考えていたけど、
マリアに対してもここまで具体的に想像していたという事に驚いた。
これほど年端もいかない娘が、独りになる覚悟を持っている。
哀しくて直視出来んよ。

しかし残念ながら、もう身近な親類はいない。
マリアが離れていく事は、誰も否定出来ない。
いつもそばにいる執事や親友達は、彼女の心の支えになれるだろうか。
振り返れば待っている、そんな温かさを築けるだろうか。

◇◇◇

という事で、えらく寂しいなオイ!
ちゅーか4月3日にこんなシーンをブチ込んできた事が驚きです。
マリアが離れていくであろう話。
これ、ナギの「未来」の物悲しさを表す切り札じゃないですか。
そして「過去」の代表格姫神、と思われる者。
(過去代表のもう片割れはもちろんゆっきゅん)
ここまで放出しちゃうと、今後ナギが未来を不安がるシーンで切れるカードは
ハヤテしか残ってないのですよ。ループさせないつもりならば。
下田で過去を振り返った。今回の話でいつか訪れるであろう不安な未来を語った。
もう、ハヤテや恋愛パートメンツとのいざこざや姫神がこの地に戻ってくる事を含めて、
今と戦うしかフィールドが残っていない。

どうも元々二本立てだったと思えないナギの話&ヒナハムパート。
かたやデカい秘密を片付けて、かたやデカい秘密を大放出。
作者が想定した4月3日辺りを境目とする区切りは、
読者が見て感じているよりずっと大きいものかもしれんね。

◇◇◇

>『しようがないから・・・しばらく私の側に置いておいてやる!!
だから私から、離れるんじゃないぞ。』
「しばらく」なんですよね、「しばらく」。
これを照れてると見るのか、一生と言えない事に気付いていると見るのかで
死ぬほど印象が変わってくる気がします。

しかしこの台詞や、姫神の話を持ち出した事による、
「お前も一生いてくれないんじゃないのか?」とも取れる雰囲気。
もしかして、ナギのカン違い爆弾、余裕で解除されてねぇ?
もしナギのおめでたいカン違いがまだガチで続いているなら、
こんな台詞や雰囲気は出てこない、またはハヤテには出してこないように思う。
カン違いが解けてないのにハヤテがいなくなってしまう事を心配するのは、
マリアが去っていく理由を掴んでいる事から考えにくい。
んーどうだろう。

◇◇◇

マリアのメイド服がかけられている一コマが怖い。
なんかスゲェ怖い。
寂しさや哀しさどころか、虚無感まで感じる。


○ハヤテの話
咲夜との話で、簡単にあぶなっかしい事をガンガン投げてきましたね。

>『二度目はないんですよ、二度目は。』
>『いつか・・・兄の行方だけは絶対に捜したいとは思ってますけど。』
この台詞からストレートに考えると、
ハヤテ兄は両親のせいで何らかの事情により家を出る事になり、
それをハヤテは深く悲しんだ、みたいな感じでしょうか。
ハヤテ自身が二度捨てられた可能性は・・・生まれた直後に親が出てるから、
同じ親に二度捨てられてこうなる事はあまりないと思う。
ハヤテだったら捨てられた対象が二度共自分なら許してしまいかねんしね。

>『え?自分、兄キおったん!?』
>『ええ、いますよ。僕よりずいぶん年上ですけど。』
これで姫神=ハヤテ兄説は崩れた?
マリアは「姫神君」と呼んでいた気がするのである。
もっと筋金入りのロリコンカップルが過去にあったとは思いたくないしな・・・
ああ、別にカップルでなくても良いのか?
でもハヤテ兄が姫神って説は、かなり怪しい候補なのは変わらない。
超童顔で年齢詐称して働いてた、
なんてウルトラCなバカ理論ブチ上げても良いくらい怪しいのだ。
アニメ版の姫神としか思えないシルエットが何やら妙に若いっぽいから。

とか言いながら、理事長がアーたんじゃなかったようなので
姫神がハヤテ兄ってのも超絶フェイクだったのではないかと思い始める私である。
スゲェ!俺様究極優柔不断!

◇◇◇

さて、今回のハヤテがナギのために行ったネタ、
このシーンを見て、デジャヴを感じた人はいなかったでしょうか。
思い出せない方はとりあえず、単行本9巻第6話「moment」(第91話)をご覧下さい。
ヒナギクフラグが消失しかかっていた時に行ったファインプレイと、ほぼ同じ流れなんです。
「ヒロインがとても不安定→何かしないと!→とっさに思い付いたボケ
→何を言っているんだ君は→でも気分はハレ晴れユカイ」
これなんですよ。
意図して流れをトレースしているのか、それとも単に畑健二郎の引き出しが少ないのか?
どちらにしろ、ちょっと面白い比較になりました。あまりにも同じでね。
ページ数とハヤテに期待する事のスケールが大きく違うけどね。

これによって91話と同様に「とりあえず」危機は回避したのでしょう。
ギャグパートの話の時からは考えられないほど、
ギリギリで成り立っている関係が多いですね、この作品。

消失しそうなフラグをネタでごまかして倍増させるスキルがあるならば
98話のように天然で大立ち回りをやってのける日が、
ナギに大切なことを気付かせる日が、やって来るのかもしれない。
それは多分、終盤戦の頃じゃないかね。

◇◇◇

今回の扉絵が、なんだかいい感じ。
次回対になった右向きナギの扉絵でもくればグッと来るのですが・・・
どうやら次回は扉絵が無いようですね。


バックステージ
第150回。

余程「月」に思い入れがあるのか、
月が画面内に置かれている絵は気合入ってることが多くないですか?
このナギいいよいいよー

>『スミマセン。16ページでオチまで辿りつけませんでした。
なので今週の話は来週の話と含めて一話です。だから来週は扉もありません。』
次回、ようやく決着か!?


○一つの話として軸がぶれている 2
前回の記事と同じように、ここから苦言垂れ流しコーナー!
話の内容じっくり考えたり、サクの興奮してる文だけで良い人はここで帰るよろし。

◇◇◇

まず最初に突っ込みたい所。
「咲夜とハヤテが『会話』をしていない」点。
どうも情報を表に出す事を重視し過ぎて、
二人の会話になっていない気がするのです。
両親が心を入れ替えたらどうする?という質問に対し、答えは「ありえない」。
更に続く冷めてんねんな、という相槌に対し、「二度目はない」。
この「二度目はない」ってのが・・・誰に話しているのか?という印象です。
懇切丁寧に反応する男が、中途半端に過去の断片晒しですよ。

例を挙げるとすると、
「週末カラオケ行かないっスか?」
「うん、いいよ」
「えらく即答ですね」
「ああ、近い予定が全部無くなったからね(彼女と別れたからね)」
これぐらい、急に何を言ってるんだって感じなんです。
何故そんな聞いてもいない詳しい答えが出てくる?
そしてその割には迷彩をかける?

下田編でマリアの台詞に浮かび出ていた「言わされている感」、
それの更に上、「読者に対しての会話」まで行きついちゃっているように思いました。
サクも『二度・・・?』って反応してしまってるしねぇ。

ああ、でもハヤテ兄トークから半ば無理矢理ハヤテお兄ちゃんまで繋いだ所は素敵!
サクの柿の木の話からあった、呼び名変更イベントをこんな所でよくこぎつけたな、と。

◇◇◇

も一つ気になったのは、ナギの項でも書いたように、
ナギの爆弾が消えたようにしか見えなくなってきたこと。
ナーバスになっている今回に限ってはナギのハヤテに対するカン違い爆弾より、
過去を繰り返す不安の方が大きいという事でしょうか?
これだけ達観してしまっていると、
ギャグパートはともかく今後シリアスパートで
ナギの考えていた事がカン違いだった事が発覚したからといって、
「もうお前は信用できない!出ていけ!」という展開になりそうと思えるかどうか。

今後爆弾爆発及び解除イベントがあるかわからないし、
そのイベントがあるにしてもどの程度の重要なイベントなのかもわからない。
ただもしそのイベントが強烈な意味を持っているのならば、
今回のナギの描写は爆弾の威力を落としてしまっているように思う。

だってさ、こんな場面で「お前だけは信じているからな!」なんて言ってたら、
もう今後を想像する読者の恐怖が凄い事になったと思わんかね?
あ、コンセプト違うっスか。そうっスか。

そういえば単行本1巻のナギプロフには
「当初の予定では第8話くらいでハヤテの誘拐を
告白と勘違いした事についての誤解は解ける予定だった」
とあったので、案外どうでも良い問題なのかもしれません。
「当初」が1巻完結予定のものだったら大問題なんだけどな!

◇◇◇

あとハムヒナの事。
展開が牛歩なのは構わんけど、今回デカい話を前に突っ込みすぎましたね。
ハムヒナ問題がどーでもよくなってしまった人が居そうでよォ。
ハヤテサイドもハムヒナに関係のある事をしていれば、
ウッヒョォォ超クロスオォバァァァ!とテンション上がってたかもしれん。

しかし二人の女が一人の好きな男についての話をガチっていた時、
その男は別の女に忠誠を誓っていた・・・と考えるとなんとなくオモロイな。

◇◇◇

ついでに苦言じゃないけど今回深読みしなくても良いと思った部分。
・サクのお兄ちゃん発言
・「マリアに好きな人ができて離れていってしまう」
サクはネタ仕込み+ポジション開拓、
マリアは他に離れる理由がない、そんな感じ。

最近は昔と違って、伏線やらフリはミエミエのものしか無い気がするんだ。


○余談
よし、もう火曜日の4時だってのにバカほど書き過ぎた!過去最長かも!
てかプラスの感想もマイナスの感想も大量に浮かぶ時はめっちゃ楽しいんだ!

でも睡眠時間が・・・嗚呼・・・


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