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作中は4月頭。暑くもなく寒くもない陽気。
厚着の人もミニスカの人も、メイドには過ごし易い季節になってきました。
そして過ごし易いからなのか、いきなり4人もメイドが湧いて出ましたよ。

「考えてもみてください、彼女達のような生粋のハウスメイド、若様奉仕型メイド、
商売メイドのような存在が、都合よく一同に会するかのように登場するでしょうか。」


少年サンデー2007年32号分の記事です。


『メイドスイッチ入ってます。
第135話「ローゼンメイド。ローゼンが作ったメイド。ジャンクにしてあげない」』


ローゼンの原作がえらい事になってるのに、
この時期にネタにするとは中々良い度胸だと思います。
そういえばハヤテではゴスを着た人が居ませんね。


○1、見習メイド伊澄の話
スイッチが入った伊澄さんは通常の三倍のパワーを発揮できます。
その伊澄さんに「ミニスカ」と「作り笑顔」を装備させれば、最早何も抗うことなどできない!
スイッチさえ入っていれば、普段からは考えられないような自然な作り笑顔が・・・
・・・作れてねぇ。

だが、ちょっと待ってほしい。
伊澄がやるからには、むしろこのぎこちない表情は望む所ではないだろうか。
ミニスカでさえ臨海域を突破している少女に対して、
作り笑顔で元気に奉仕させるというセクハラ同然の行為
理想的っ・・・理想的じゃないかっ・・・!
どれを見ても無理のある表情!
あつらえたかのように失敗しそうな皿運び!


かなりいいもん見せていただきました。
彼女なら13歳世代としてはコスプレ部門と羞恥プレイ部門の二冠王に輝けそうです。
この特性を活かしてどうでしょうか、
DSゲームでペンを使って伊澄を調べるミニゲーム。
「ひゃあ!わたし知りません〜!メイドじゃありません〜!」

スマンかった。

◇◇◇

伊澄は一話丸々使っておちょくられる姿が板についてきましたね。
無言で反撃する所も十分見所である。
カグツチの時と全く同じ流れだけど気にしませんよ?

今後もサクが意図的に、又はハヤテが天然で伊澄のスイッチを入れてくれれば、
またミニスカ羞恥プレイが行われるかもしれねぇって事ですね。


○2、商売メイドハルの話
ツンではないツリ目メイドというのもなかなかオツなもので。
突然登場、謎の愛沢家バイトメイドのハル。
作中でのビジュアル的立ち位置はマリアやヒナギクと同じ美人さん系なのでしょう。

ただ彼女、色々とぶっちゃけてしまう初めてのパターンのメイドです。
>『メイドさんにとって特に大事なのは・・・作り笑顔ですかね?』
>『自然な作り笑顔が作れれば客の8割はだませます。』
あ、この人「客」って言ったよ?お客様じゃなくて。
・・・って突っ込むのはそこじゃなくてだますと言い切ってしまってる所か。
ツッコミ所が多過ぎてもうどうしたら良いかわかんね。

作り笑顔が大切と言うだけあって、その仕事は完璧。
見て下さい、136ページの1コマ目、141ページ目の5コマ目、142ページの2コマ目。
どれも全く同じ表情作ってやがります。
これで客をだますなんて・・・恐ろしい子!
>『秘密もメイドの、たしなみですよ』
この表情にもやられそうになったが、
きっとこれもテンプレに入ってるんだろうな!畜生!

愚民共から洗脳・搾取する虎の巻でも心得ているような、
イマドキのメイド魂持ちだったハルなのでした。アァァー

◇◇◇

そしてその正体は。
春風千桜!書記の春風千桜じゃないか!(流石にわざとらしいですか)

かくしてハヤテのごとく!では初のこっそり変身キャラが誕生したのでした。
案外こういった設定好きだから、オラワクワクしてきたぞ!

彼女はほぼ新キャラ扱いでの登場となったので、気になる点が幾つか出てきました。


・ハヤテに睨みを効かせた理由
登場直後、早速ハヤテにガンつけたハル。
これは多分、年齢を聞かれた事に対する牽制ではなく、
単に視力が悪いからハヤテを確認しただけじゃないんですかね?
ガンつけの効果音に「じ〜っ」は不自然ってのが一番の理由。
あとタイミング。

・生粋のサポーターだそうです
メイドをやっている理由が、
>『私は可愛くてすごい人のサポートのような事をするのが好きなんですよ。』
とのこと。
メイドと書記のダブルミーニングで、サクとヒナの両ゲット作戦ですか?
でもメイドのバイト先に可愛くてすごい人が居た訳じゃないだろうから、
厳密にはハヤテの質問にはちゃんと答えていなかったりする。
これが「愛沢家のメイドをやっている理由」だったら答えになってますね。

・百合疑惑を感じているのは私だけでいい
すごい人のサポートをしたいんじゃなくて、「可愛くてすごい人」ですからねぇ。
>『綾崎君のような、スゴい能力はありませんから。』
の背景が黒なのも少々気になっている所です。
この台詞がヒナギクに絡んでくる男への牽制の台詞だったら大爆笑。
バックステージ128で同じような事言ってますから、
単におめーらみたいなニュータイプじゃねーんだよ、との口癖でしょうけどね。
でもガチ百合キャラ・・・ってか女スキーだったらウケますよ。
そんな事は流石に無いとは思うが・・・

・書記様がよくみてる
>『咲夜さんが、三千院家や最近、会長といつも一緒にいる綾崎君と・・・親しい間柄だったとはな・・・』
会長といつも一緒にいる綾崎君、ときたもんだ。
これは端から誰が見てもそう感じるのか、書記のチェックが厳しいのか?
どちらにせよこの言い回しはちょっと気になります。


今後の彼女の活躍に期待です。


○3、悲哀メイドマリアの話
確かにメイド魂の極意を掴むならば、
バイトじゃなくてメイドとしての年季がまるで違うマリアが居るんですよね。
メイド歴何年かよくわからないマリアさんじゅうななさい。

二度に渡ってガン無視されている姿・・・
認めん・・・認めんぞこんなもんっ・・・!これが人気投票2位の扱いかっ・・・!
でもぶわっとやってる渾身のアピールシーンは声出して笑った。
こんな笑撃、マリアの制服コスプレパワーメイクアップ以来だ。
彼女にはサイレント芸の才能がある。

とはいえ笑わせてもらったものの、
大アピールでスベってからは一度も前を向いていないのが心配。
立ち上がれマリア。


○4、状況を知らない住み込みメイドサキの話
そういえばサキがクルっとターンする姿はあまり想像出来ませんね。
そしてナイスセクハラ拒否!
>『だって・・・よくわかりませんけど・・・なにか言動からちょっと・・・ワイセツなにおいがします。』
あぁぁこんな台詞が大好物さ!
深読みし過ぎてるけど遠くはないサキと、
テンション上がっちゃってどうにもなってないワタルのコンビが大好きさ!
でもこんな風に身近な存在で情欲を満たそうとしちゃダメですよね。


○愛沢咲夜の話
4月頭にしちゃやり過ぎな格好がよっしゃァァァ!!
ある面でハヤテ界のトップ1を飾っている事は間違いなさそうなサクですが、
前回出てきた時は不自然に進化し過ぎでしたから、
今回のようにナチュラルにヤバいくらいが丁度良いのです。


天然ジゴロの迂闊な一言で好感度ダウン。
私ゃサクは庶民派だからか実はハヤテ界の中でもかなり常識人な方だと思っています。
故に、
>『わー。じゃあ咲夜さんメイド服に着替えてくれるんですか?』
>『そうかそうかそんなにメイド服が好きか、借金執事は。』
というやり取りは、「誰にでも自然にそんなお願いしとるんかボケ!」
みたいな思惑があったのではないかと考えます。
確かにこのハヤテの台詞は迂闊過ぎると思うんだ・・・

ここで呼び名が借金執事に戻ってて笑えるけど、多分今度何事も無く戻ってる。


霊力が無いサクにも神父が見えているのは、
やばり伊澄とコンビを組んでいる時間が長いから?


○ハヤテの話
今回はいつにも増してひどい男だった!
上で挙げた通りサクがメイド服着てくれる前提で話すわ、
初見で会った女性に対していきなり年齢聞くわ。
空気読まずに無防備で突っ込んでいく所もハヤテのスゴい能力なのかもしれない。


○神父の話
案の定エイプリルフールオチじゃった。
伊澄にボコされて終わっているけど、どうせまた今度平然と出てきます。
危うく境をさまよったが〜なんて言いながら出てきます。

伊澄ループ動画は、似たようなシーンがアニメであったら速攻で作られる方に100ガバス。


バックステージ
第139回。

>『ていうかやたらと水着を描いている気がします。』
アニメEDも水着になってるんですってね。
・・・2クール目に入ってから一度も見れていないぜフゥーハハァー!
カードもレアが畑健二郎描き下ろしだったりするんでしょうね。
ヒナギクのレア水着カードを求めて戦争が始まりますか?

>『カードゲームも背景は下描きなしで、全部一人パソコンで
チマチマ描いて意外と良い感じになったと思っています。
ちょっと露出がギリギリですが、それは見てのお楽しみ☆』
うぉわぁあああぁぁぁあ!!
ちなみに、1BOX予約済みのバカですが何か。


○余談
続けないと自分がノれないので続けていますが、記事タイがネタ切れになってきました。
2007年にもなって明石屋さんまの某ドラマをネタに使う日が来るなんて!
あとハルにも無理矢理ひっかけました。

てかそろそろ本気で余裕持って本誌記事は書かんとね。
夏にかけて書く事が山積みである。
そんな時間の無い時でも、ネタがオイシイとボリューム膨らませてしまう悪い癖です。


○関連記事
134話「13歳メイドの、そこが大事なんです!」
133話「男と女のラブゲーム」
132話「巫女だっているさ、神社だもの」
131話「笑いの道とは、体を張る事と見つけたり」
130話「執事とお買い物に行くゾ」

ハヤテのごとく!12巻の特典は?
DSゲーム「ボクがロミオでロミオがボクで」が今から楽しみです
愛沢咲夜誕生日記念 ハヤテキャラ「ある」か「ない」か話

上記リンク以外のハヤテのごとく!関連記事は、過去ログページからどうぞ。


※今週分のサンデー記事リンク
2007年32号 確かに衝撃、確かな衝撃 -前-
2007年32号 確かに衝撃、確かな衝撃 -後-
ハヤテのごとく!135話「メイド4人春物語」
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