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この作品においては普通の人が普通じゃないように、日常が異常なのだ。
執事に平和な日常など訪れるはずもないのだ。

少年サンデー2007年20号分の記事です。


『普通について考える第124話
「スパ○ダーマンの日常は映画のように化け物と戦う事ではなく
人命救助のように、執事の日常もこんなもの」』


長い長い下田編も終了となり、
ようやく日常編、っちゅーか屋敷編に戻ってきました。
やっとアニメから入ってきた人でも
理解出来るような話が出てきたって感じですかね。


○ハヤテの話
原点回帰っぽい今回の話。
そんな意図もあってかテンパリ気味、必死、不死身という属性が
割と満遍なく配置されていたように思いました。
アニメ版の1話〜3話のイメージそのままですね。

◇◇◇

>『夜よく眠れるようホットミルクをご用意したのですが・・・』
タイの結びは乱さないように、白い襟元は翻さないように、
ゆっくりと歩くのが屋敷でのたしなみ。
もちろん、苦いものが飲めないお嬢さまにコーヒーをすすめるなどといった、
はしたない執事など存在しない。

・・・かどうかは知らないけどホットミルクが似合う執事とお嬢さまである。
こういった細かい部分を見るのが好きな性分なので
今後も対お嬢さま専用奉仕に期待したい。


○ナギの話
基本的に傍若無人傾向なお嬢さま。
ホワイトデーのお返しを提案しているものの、
渡す相手に回収を命じる余裕っぷりです。
流石お嬢さまだ、屋敷の中には強いツッコミタイプがいないから
結構なムチャを言ってもなんともないぜー!

>『おまかせくださいお嬢さま!!』
>『ふえっ?や・・・あの・・・!!よ・・・よろしくたのむ・・・』
全員が全員押しに弱いぞラブコメパートチーム!(今んとこ3人)
でもこれはハヤテが悪いのでしょうかね。
同年代には無意識に精神面で揺さ振って、
互いの意識の持ち方が一方通行な13歳にはスキンシップで揺さ振りますから。
そんなジゴロにお嬢も歓楽・・・いや陥落。

最後の1ページでは異常なヒロイン補正が発生しています。
>『うむ!!ならよいのだ!!』
ってこの1コマだけで許せと作者から読者へのメッセージを感じます。
あーもー簡単に許しちゃうよ!
かわいいだけで許せるのかと聞かれたら、私は赦すよ!
2007年4月はナギ強化月間だったと思うよ!


○マリアの話
今までオフィシャルでは明言されることは無かったのに、
遂にマリアさんは認定腹黒キャラにー!
この発言は命取りですか?
しかしバックが真っ黒な上に表情一つ変えてないのがね。
せめて汗一つでもかいてたら別なのに、
一点の曇りもない笑顔で刃物チラつかせてんだから
底からのヤバさを表現しているというものだよ。

本編ではいつも通り空気、
最近カチューシャ無し状態が続くな、とかそんくらい。


○咲夜の話
全国二億人のサクファンの皆様、お待たせ致しました。
下田編では1話登場したものの然程見せ場の無かったサクが登場です。
ここからずっとサクのターン!

◇◇◇

とはいえビジュアル的に目立つシーンは少ないので、
唯一にして最強な登場立ち絵に注目。
何かこう・・・本気を感じとれないかね?
また「ある」のが強調され気味になるデザインの服です。
わかるかね、メリハリが付く事によって「くびれ」の威力も増すのが!
八ツ橋あやめ姫だけにはやらせはせん!やらせはせんよ!
(故にヘソ出しルックでのベリーダンスを所望する)
更にこのフレアスカート・・・ではないか。なんかのスカート。
ぶわっと広がって絶対領域を過剰に演出中です。

それにしても見れば見る程どんだけフェミニンな格好なんだよと。
首の後ろも肩口も結んでるだけっスよ。
ちょっとスキをみて両方ほどいたら一発でバサーッですよ。バサーッ。
このヒモにしてもスカートやハイソックスにしても、
リアルじゃ絶対誰も着ないようなコスプレ調デザインまっしぐらですね。
でも良いんだ、二次元だから。
多分夢と希望を与える為の娘だから。

という事で今後もサクはこういった路線を続けてくれると喜ばしい。
でも13号が出た時みたいなシックな格好でも構いませんよ。
ぶっちゃけ出たらそれで良いですよ。

◇◇◇

今回サクが登場した動機は、おもしろそーだからと、ツッコミ役として。(自薦)
正直流れを見てると出た意味あまり無かった気がするけど
そこはストーリーの本筋に絡めないキャラとしてゴリ押しでも良いのです。
ボケたキャラが多いこの作品において空いたポジションに見えそうですが、
両方の要素にマリアが被ってるんですよね。
面白そうだから、と圧倒的な戦力でハヤテを陵辱してましたしね。卓球で。
するとマリアとの差別化を図ってみたい訳であるが・・・
ノリを前面に押し出した場合、畑ギャグはスベる率が爆発的に上がるのである。
全力でサクが突っ込んでるのに読者視点でスベりきってるのは見てらんないのである。

何が言いたいかっつーともっとおねーさん攻めを増やしてくれって一点のみです。
下田編のラストでは学校編のメンバーほぼ全員と一堂に会したにも関わらず
一切絡ませてくれなかったので出番の増加は見込めないのです。
故に毎回登場する毎に一期一会の気合でパッションしていきたいのです。

◇◇◇

ただ!今回心底ガッカリしたことがある!
それはハヤテに対しての呼び方の変化である!
今まで「借金執事」で引っ張ってきたんです。
確か一度もハヤテと呼ばずにずっとずっと引っ張ってきたんです。
で、呼び名変更イベントって今までもあったじゃないですか。
ヒナギクのハヤテに対する呼び方とか。
西沢さんとナギの相互イベントとか。
なのに、それなのに、さりげなく話に差し込むだけってあんまりじゃないか健二郎!
7、8巻が出てた頃の時期からずっと楽しみにしてたんだよ健二郎!

*********************
「そういえば、咲夜さんはまだ僕を名前で呼んでくれないのですか?」
「ウチは認めた人間しか名前で呼ばんからな。安い女やないでー」
「そうですか・・・やはり僕は認めてもらえていなかったですか・・・」
「(そ、そんな小動物のような目でウチを見るな!)」
「・・・・・・・・・」
「わ、わかった!呼ぶ!名前で呼んだるさかい!ハ、ハ・・・ハヤ・・・・・・・・・
・・・・・・・・・うわぁぁぁー!!」
(ゴスッ)
「へぶし!」
「アホか!何ラヴコメ要員みたいなことやらせとんのや!
ウチはスッキリさわやか、クールビューティー咲夜ちゃんやで!
ウチを動揺させようなんざ10億光年早いわ!!」
「うぅ・・・さ、咲夜さん、光年は時間じゃなく距離・・・」
「うっさい!」
(ガスッ)
「あべし!」
*********************

せめてこれくらいのエピソードが欲しかったんだよォォォ!!
ホント今回はちょっと落胆したんです。
他キャラの前で名前呼びした時は何かあるよな?・・・やってくれるよな?
他キャラの前では借金執事呼ばわりして、
二人の時だけ名前呼びなんてソウルフルな設定も良いから。

でもどさくさに紛れてハヤテと呼べたから、
調子付いて3回も立て続けに呼んでるってのも考え方によっちゃアリか・・・

たった7ページしか出てないサクで約90行も語ったので少し満足した。


○カキの木の話
カキの木が動いて喋ってジーパンはいてて虐殺してきても、
宇宙人より違和感がないという事実。
不思議な作品だよね。

マジな話に絡んでるか否かってのはわかってるのでマジレス不要。


バックステージ
第127回。

今回のBSでは何故か11巻の初版に付いてくるしおりが秘密扱いにされています。
多分深い理由がある訳じゃなく、
単に秘密特典だから発売日まで黙ってたってことでしょう。
・・・と思ったけどこの更新日って11巻発売日よな。

>『咲夜的には「そろそろ名前で呼びたいかなー」とずっと思っていたわけです。』
だからスンゲェオイシイネタじゃねぇかァァァ うわあぁぁぁあ


○次回の話
>『次回はもう一つのホワイトデー!!』
「もう一つ」というからにはもう二つは無いんですよね。
サキさんのヤボ用3でホワイトデーネタを期待したけど
今の流れからすればハムホワイトデーリターンズも可能性があるか?

ハヤテ→ナギ
ハヤテ→マリア
西沢さん→ハヤテ
女生徒達→ヒナギク
轟轟ブルー美希→ヒナギク

確かバレンタインデーのやり取りはこんなんでしたっけ。
この中で本命チョコは2つありますね。


○余談
久々の取るに足らない話だったので肩の力抜いて記事が書けました。
ここんとこ下田編は常に毎週勘繰りモードでしたからねぇ。

本当に今回原点回帰っぽかったですから、
私も昔を思い出した記事の書き方にしてみました。
意味合ってるのか怪しいカタカナ語を駆使してアホっぽさを出し、
絶叫気味で一枚絵に対して懇々と語る。
そういう風に書いていた時期が・・・私にもありました。
(言うほど変わってないが)

今回の1ページ目で練馬区の65%なんて妙に生々しい数値を出してきたなと思ったら。
>『この作品はフィクションです。実在する人物・団体、練馬区とは一切関係ありません。』
な、なんだってー!?

単行本11巻にもアニメ4話にも書きたい事があるけど時間ねぇー


○関連記事
123話「拝啓、母上様」
122話「決して後悔を繰り返さない為に」
121話「テレビアニメスタート記念なので(略)」
120話「もっと!モット!ときめけ」
119話「三千院ナギの憂鬱」

ハヤテのごとく!11巻の特典は?
ハヤテニュース_2007年3月分もくじ
愛沢咲夜誕生日記念 ハヤテキャラ「ある」か「ない」か話

上記リンク以外のハヤテのごとく!関連記事は、過去ログページからどうぞ。


※今週分のサンデー記事リンク
2007年20号 思い切ったな小学館 -前-
2007年20号 思い切ったな小学館 -後-
ハヤテのごとく!124話「借金執事の異常な日常」