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ずっと抱え続けていた過去の想い、枷。
気付きつつある彼への想い、感情。
今夜彼女は彼に支えられ、解放される。

少年サンデー2006年44号分の記事です。


『第98話「THE HEADY FEELING OF FREEDOM」』


今回は扉絵なし、担当のサブタイコールなしでのスタート。
いつもの回との違いを示唆しているのか、
それとも1ページでも多く尺を取りたかったのか。

今回もサブタイはエヴァの曲タイトルだそうです。
どうもヒナギクのキーになる回のタイトルは、
こういったものがチョイスされる傾向にある?
今回ぐらいは震えるくらいくさいサブタイでも良かったのですけれど。


○ヒナギクの話 解決編
案の定場面は前回のラストから一旦リセットされて、
落ち着いたヒナギクが一生の不覚を悔いています。
負けっぱなしのヘタレモード故に支離滅裂な勝負も提案します。
ブル○リも読めません。
ああ、完璧少女はピンチに弱い!


そんなヌルい雰囲気も、ハヤテの渡した誕生日プレゼントの
キーアイテム「手作りクッキー」で一転。
彼女は再び、ハヤテの境遇に自分を重ねた。
そしてまだ昂った感情が納まり切っていなかったのか
彼からの何らかの言葉を望んでいたのか、
ハヤテに両親の話を伝えた。

彼女がハヤテに両親が失踪した理由を聞いたのは、これで二度目。
彼女は何故この問いかけを繰り返すのだろうか。
気休めの言葉をもらい、両親の事を好きなままで居たいのか。
今でも戻ってくる可能性を諦めきれないのか。
納得出来る「仕方ない理由」を得て、
両親が自分の事を愛していたと信じたいのか。

以前同じ質問を受けた時、
ハヤテは自分の親を基準に物を答えた。
ヒナギクはハヤテの境遇を知っていたが、
ハヤテはヒナギクの境遇を知らなかったのですれ違いが起きた。
しかし今回、ヒナギクは自らカミングアウトした。
事態を掴んだ上で、ハヤテは返答を迫られる。
彼が用意したのは、慰めや気休めの言葉ではなかった。
彼は、行動で示した。

ヒナギクが高い所を苦手としているのを承知で、
『僕がしっかりつかんでいますから。』と誘導する。
言われるがままに連れられ、
恐る恐る目を開いた彼女の前に広がったものは・・・

見渡す限りの夜景。
100万ドルの〜と形容してしまっても誇張と言い難い程の。

彼は彼女に、『目を背けていたもの』を見せた。
高い所を怖がり、これほど見事な景色を見逃していた事。
過去を怖れ、今を直視出来なかった事。
彼は、彼女の背負っていたものを解放させた。

『人から見るとずいぶん不幸に見えるかもしれませんし、
心に深い傷があるのかもしれません。
でも・・・今いる場所は・・・それほど悪くはないでしょ?』
高い所の事、両親の事に次いでヒナギクのみが内に抱えている感情、
ハヤテへの想いもここで解かれた。
『今・・・ようやくわかった。私・・・この人の事がスキなんだ。
スキになると・・・いなくなってしまう気がする。
そんな想いが・・・どこか怖くて・・・』
ハヤテをスキだった事、それに加えて
あえて自分の想いに気付かないようにしていた理由さえもが明言された。

『私・・・バカだな・・・この景色と同じ。
側にあったのに・・・怖くて見れなかったなんて・・・』
彼女はもう、今までの視野の狭さに気付いている。
『今も・・・怖いですか?』
『・・・・・・怖いわ。でも・・・悪くない気分よ。』
まだ、スキな人が居なくなるかもしれない、
その怖さは完全には拭えない。
しかし、もう目を背ける事は、ない。

そして、
『朝からそんな景気の悪い顔してたら、いい事ないわよハヤテ君!』
彼女は前を向いて歩き出した。


○ヒナギクの話 究明編
今週は本ッ気で何書くか迷ってしまいましてねぇ。
上のを10行くらい書いたら、ストーリーの筋追ってるに気付きまして、
もう最後までいってしまえと判断。
本筋を自己解釈交えて長々と書いてしまいました。
ここからは普段通りです。

最初に結論から。ヤッベ、畑君最高。
ぶっちゃけギリギリまでまた逃げの締めにならないか不安だったのです。
(読者に逃げると思われる漫画ってのもそう無いが)
でもちゃんと逃げなかった!一応のケリをつけたよ!
そしてヒナギクの性格を考慮して予想もしたけれど、その中で嬉しい誤算。
ハヤテがワンクッション入れたとしても、
間違いなくヒナギクが自己解決してしまうと思っていました。
しかしちゃんと二人で乗り越えた。
・ハヤテにガチの恋心は抱かせない
・ハヤテにヒナギクの想いを気付かせない
という無茶な枷も上手い事処理されていますよ。
よく考えたらひどいな!ヒナギク報われて!

積み上げてきた伏線を、ダブル・トリプルミーニングで一括処理。
高所恐怖症・両親・ハヤテ。
全て直視せず目を背けてきた共通点があるから、
『今いる場所は・・・それほど悪くはないでしょ?』の一言で
片付け切ってしまった。
ここまで見事に集約されたので、
グダグダのヒナ祭り前半戦も容認したくなってしまいます。
ただ、そこを上手く処理出来ていたら9巻に上手く収まったのかもしれないのにね!

以前三千院のじいさんに死の宣告(大袈裟か)をされた時に
2ページブチ抜きシーンを用意していたのである程度予測はついたのですが、
壮大なブチ抜きをかましてくれました。
流石にハグしちゃいなYoまでは行かなかったがッ
今後も各キャラ最大級イベントの時は恒例になるかもしれませんな。

ヨソでも概ね絶賛の98話だったようですが、
それほど触れられていなかった点があります。
私が今回一番痺れた台詞は
『怖いわ。でも・・・悪くない気分よ。』なのです。
ここもダブルなミーニングかと思ったら多分そうでもない。
そこの前で『この景色と同じ。』と前提してあります。
だから、この台詞だけはハヤテ一点に絞った迷彩告白じゃないかなーなんて。
ハヤテへの想いに気付いただけでなく、
ハヤテをスキでいる事に決めた一瞬。
良いじゃないですか。

これだけは100%間違いないと判断していた
『朝からそんな景気の悪い顔してたら、いい事ないわよハヤテ君!』
がちゃんと出てましたね。
表面で一番明示的な部分。ここが変われば本物です。

オチも今回に相応しい形で無事に収まっていました。
もうハンズアップだ。


さて、ヒナギクの今作品最大級の見せ場と
言っても過言ではないような祭りが遂に終了しました。
敗戦処理クラスにはならないだろうけれど、
多分ピークはここだったのでしょうね・・・。
残りの出番で大きそうなものは、ヒナハムの処理でしょうか。
ミコノス島の外伝が、共闘同盟なのか負け犬仲間なのか?
ハム沢さんに試練が待っていそうなホワイトデー待ちですかね。
こう考えると12月から4月くらいまでイベント詰まり過ぎですね。
むしろ夏から冬にかけてどうするつもりでしょうね。

とりあえずヒナギクを応援してしまいたくなるような一話でした。
満足した。

そういえば24時の後、
イヤンなゲームだったらイヤンな事に持ち込まれそうな間だったけれど、
(そういった物を実際プレイした事は無いが)
どうやって普通に帰ったのだろうか。

<061009追記>
ところで、何故無敵のヒナ様がこうも簡単に陥落したかである。
やっぱアレですかね、この普段ヘタレでたまに男らしい執事特有の、
一緒に支えて歩いてくれる感じ?
下(生徒諸君)に対しては安心しろ!私に任せな!
と言わんばかりの男前生徒会長として気張りっぱなしだし、
上(雪路)こそ俺に黙ってついてこい!で突き進むオーラです。
才色兼備で文武両道の会長様には、並んで歩む相手があまりいなかった、と。
恐らくこのポジションに入るのはかろうじて轟轟生徒会程度で、
野郎なんざカスリもしねぇ!って感じだったんでしょうかね。
そこへ土足ですり抜けてくるヘラヘラ執事が・・・ハッハッハッ
確かに上も下も考えさせる事さえなく、
ヘラヘラと助けてくれそうな雰囲気である。
問題は、彼は誰にでもそうする訳で・・・

キーになった「同じ痛み」イベントが発生しなかった場合に
ヒナギクはここまで辿り着いたのかが気になる所。
<ここまで追記>


○ザ・天然ホストなハヤテの話
今週は結構男らしかったハヤテ。イライラしなくて済みました。
やる時ゃやる男って判断でよろしいか?

しかし何ですな、相手を意識してない時はパーフェクトプレイボーイ。
見開きシーンでは肩まで抱いちゃって!
キャーハレンチ!ハレンチ学園!(学院ですが)
上記のあらすじ追いで挙げた幾つかの台詞も
完全に落としにかかっているものばかりです。
期待させてんじゃねーよとフクロにされても仕方がないです。
思いつきの誕生日プレゼント、手作りクッキーも一転キーアイテムに。
こいつは何だ、魔術師か。

好かれても気付かないのが不幸、とされています。
直接言われるまで決して気付かんのだろうね。
『ハヤテ君』には違和感を覚えたまえよ。


○雪路と桂姉妹の過去の話
8千万を何とかした後に引き取られたってのがゴッツい!
コーヒー豆を略奪して、コーヒーの樹栽培してから
増やして返すつもりなのか、犯罪ギリギリでなく犯罪なようです。
この過去話もかなり面白そうですから、
どこかで一話ブッ込んでくれると良さそうな感じ。
どんな悲劇か見てみたい。なぁ、義父。

てか簡単に言えば、ようじょ雪路を出せってこった!
まだ普通だった頃の雪路をっ・・・!
彼女の輝ける時代を返せ!


○メインヒロイン二人の話
一応ナギもハヤテ×ヒナギクのセンを気にしてるんスね。
私の惚れたハヤテだから、
その変の女もホイホイ惚れてしまうに違いない!ってか。
普通なら過大評価の一択で終わりそうな懸念だけれど、
この作品に限っては余裕でそれ以上だ。
うん、その内ナギの時代がやってきますよ・・・

マリアさんは久々にベリーベリーブラックで満足!
背景までベタで塗って、何だこの嬉しげな表情で叩き斬る姿。
応援しているナギへのフォローか、日頃の鬱憤か。
私は俄然、後者だと思います。


○99話、100話の話
次回第99話は何差し込んでくるのか一切予測不可能ですが、
一話完結でヌルい話が入ってくる事が濃厚。
学園編が続き過ぎたので久々に屋敷編か?
しかし100話こそ原点回帰の屋敷編と見るので連投は不自然。

畑君は読者の声をビクビクしながら参考にする!
という事で、100話はナギの漫画が実際誌面に載ると思います。
ただ勿論全てのページなんて無茶する訳は無し。
1、2ページ使ってガツーンとやっちゃうんじゃないですか?
むしろ願望です。やっちゃいませんか?


バックステージ
第99回。

思いついたサブの話は結構削られていっているらしい。
サンデースーパーの外伝でやっちゃったらどうでしょうか。
8ページぐらいで。
この漫画の事ですから、妄想別ルートです!でも余裕で許されますよ?

本編よりひとまず早く、次回Vol.100到達です。


○余談
『ハヤテ君』・見開き・24時ちょうど説までは大方予想が当たりました。とても珍しく。
しかしここまでハヤテがスマートに動くとはねぇ・・・ンッンー
実は記事タイトルに「ヒナギクルート ノーマルEND」と書きかけて止めた。
あと暫定最終回ではなかったと思います。

「ハヤテ ヒナギク」や「ハヤテのごとく! 第98話」等の検索来訪者数が
普段に比べてムチャクチャ多かったここ数日。
98話の反響は相当な物だったのでしょうね。


今週は本気で長々と書き過ぎました。限界です。
きっと読んでる人も限界でしょう。
そして量に勢いが付き過ぎると繋ぎが支離滅裂になる。いかんね。


98話があんまりキていたのでいつもより範囲拡張して
ヨソのハヤテ系Blogを覗きまわっていたら、勇者を発見しました。
やらかし・・・いや、英断されたのは、「ヒナギク様をみてるっ!?」のタカヒナ二号さん。
ヒナギクの為に手作りクッキーを実際に制作なされた。
ヤバいね。崇拝レベルまで行くとここまでしないとクンフーが足りないんだろうね。
私も何か無茶しないとダメか。
毎週サンデー記事にかけている時間が無茶だが。


○参考リンク
ヒナギク様をみてるっ!?『今週のヒナギク様18 そして、ヒナ祭り特別編』

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上記リンクより過去の記事は、ハヤテのごとく!過去ログからどうぞ。


※今週分のサンデー記事リンク
2006年44号 透け過ぎちゃって困るの -前-
2006年44号 透け過ぎちゃって困るの -後-
ハヤテのごとく!98話「あなたが支えてくれるから」