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女装が良く似合い、まるで女の子に見えてしまう主人公。
そんな彼が織り成す、限りなく透明でささやか・・・でもないストーリー。


少年サンデー2006年38号分の記事です。


『第92話「ヒナ祭りの頃に〜鬼隠し編〜」
執事に安息の日々は訪れないのかも。』


ヒナギクの泣く頃に、なんていつか書こうと思っていたら
オフィシャルに先越されるという有り得なさげな罠。
次回○○編という風に続いたら表彰モノだけど流石に無いよね!ね!


○どうにもフォローのしようが無い進化を遂げるハヤテの話
そこにとても愛らしい少年が居たとしよう。
その少年が女装する事に何の違和感があろうか?
それどころか、運命が道を誘導することだろう。

読者がそう想う内に、神(っちゅーか邪神っちゅーか)が舞い降りた!
ハヤテは本来あるべき姿になったのだ!


劇中やバックステージでは不幸不幸と言われ続ける綾崎ハヤテ。
しかしここに、読者は違和感を感じていた筈である。
ハーレム寸前ベクトルシャワー状態のどこが不幸なのかと。
ふざけんなと。しっとの心は父心と。
が、ハヤテの強大な不幸ポテンシャルは確かに存在していた。
『でも忘れるなよ!!ハヤテなんて私がいなかったら・・・
宇宙一運のない男なんだから!!』
そうだ、ナギ様が居なかったら今でもヤクザからの狩られ人生だったのだ。
第1話開始当初の様な流れが続くかと考えると、百発百中で暗黒だ。

だからお嬢さまに拾われた今、少しくらい良い目にあって帳尻合わせても良いよね。
今でも多少不幸な目にあうから、現状でも大目に見られるよね。
・・・ってそんな訳あるか!
拾われた時点で不幸バランス大崩壊!
マリアさんの半裸見たりナギの全裸見たりヒナギクのスパッツ見たり
いいんちょのスパッツ見たりサクにあてられたり!
そんなんで不幸とか言っちゃうやつはパパ許しませんよ。ジャイアントスイングですよ。

という事で、ハヤテはもっと不幸な目にあうが良い!
存分に女装されてしまうが良い!
もっと多彩な服を着ろ!もっと恥じらえ!もっと幸せそうにしろ!

20行も使った真意は、ハヤテがもっとやらかしてしまうように、である。
頻繁に出だすとヤだけど、たまにあるハヤテ祭りの時はやり過ぎて構わない。
だってこの92話、その為のパラダイスでしょでしょ?


単行本7巻に収録された頃の記事では、
毎回見所の1コマを挙げては絶叫していました。
物語自体がラブ話強めになったので控えていましたけれど、
今回ならば行ける、とハヤテのメイド姿を見た瞬間に決意しました。
でも・・・ちょっと多過ぎる!
くそっ 貴様ナメてるのか、可愛過ぎて絞れないじゃないか
・板に付いた雰囲気でふきふきは〜するハヤテ
・あごに指あて『う〜んそうですねー。』なハヤテ
・スカートひるがえしシャーリーハヤテ
・サク、伊澄に見つかってロングドッキリなハヤテ
・ナギにガン責めされて受け属性全開で泣かされるハヤテ
簡単に挙げてもこんだけ出てきます。
なんかPerfect!Excellent!Galaxian!
「ハヤテなら媚びさせてなおギャグになる」と畑君は判断しているのか不明だけど、
まんまと爆釣されている自分が情けない。
でももうなんでもいいや。

近頃・・・というよりはこの92話で初めて意識したのは、
ロング視点でのちょっと雑な絵が良いじゃないかという点。
上で挙げたふきふきは〜と、サク伊澄に見つかってビクンの2つです。
何かこうちょこんとした感じ。めっちゃかわいいやん?

挙げた5つの中でもイチオシは、シャーリーの1コマ目です。
なーんとなく別の人が描いたように見えてきません?

気合入り過ぎている、メイドお披露目キラキラハヤテは残念ながら努力賞です。
だって、制服コスのマリアさんの方が面白かったから。

メイドコスチュームについては不明だが、
ヘッドドレスの耳については完全に畑君の趣味だろう。
ガチの。

あとハヤテに胸があるような気がしてならない。
少なくともナギより。


○思い切ったハヤテに対して様々な爽快リアクションをした方々の話
皆メイドハヤテに直面した時、えらい良いリアクションするんだもんな。
ナギ&マリアの目玉飛び出し状態は見ててマジでニヤニヤしてしまいました。
良いよそのうぉぉ!?な感じ。

『ただ私的にはアリだとだけ伝えておいてくれ。うけとめられるから・・・』
と、ナギの混乱する表情がとても活きた大英断。
何も震えなくても。
『まぁナギも私も全然、平気ですから・・・その・・・』
アンタもか!


ある程度の覚悟がついているサクと伊澄はまた違った様子。
何かエロいものを見るような表情がとてもとても良い。


○漫才担当になりつつあるヒロイン・ナギの話
ナギが輝く時。
可愛らしいのは素直な時、面白いのはいじめに走る時である。

オチにばかり出てきてないで、
もっと攻めたり責められたりして下さい。


○うっかり忘れそうだったヒナギクの話
少しは見方が変わったかと思いきや、また同じようにトボトボ歩き、
また同じように妄想→一人カァァという黄金パターン。
『私が・・・ハヤテ君を好きだとしよう・・・』
心の中で「ハヤテ君」と呼び続けている限りは、
私の中でのフラグ認定は消えませんよ。

消えそうどころかむしろ段々具現化している気がする神父に相談するシーンは、
次週以降ヒナギクがどう動くかの伏線になっているのでしょうか。
『自分の心に――― 素直になれば―――』
何故かギャグ路線に走ってしまう想像が頭に浮かんだ。

それでもやはり、ハム沢応援宣言が枷になってるんですよね。
外伝旅行の時の二人の仲が、
負け犬チームの友情にも共闘を誓った好敵手(ライバルと読む)の
両方に見えてきてしまって何とも。


○神と崇めても良い人形職人の話
現代に黄泉返った、女装好き人形職人の呪い。
そんなレトロな魂なのに、ハヤテにあてがった女装装備はメイド服。
時代を超越したハイセンスに乾杯。
これには充分愛を感じますよ?

この呪いを解かないと、一生女装が趣味の男の子になってしまうんですと。
女の子になってしまうってタイプだとまだベーシック。
わざわざ危険な路線に持って行くんだよなー畑君は!
呪いが完成して、開き直っちゃったハヤテが物凄く見たい。


○次週スタート、ヒナ祭り祭りの話
さて、ヒナギクVSハヤテのマッチメイクが実現しました。
まずマトモに戦闘が成立するのかって点があります。
「ヒナギクがメイド姿のハヤテを見てBUTIGIREないか」
これ。
男らしく無いヘラヘラにイライラするヒナギクなのに、
自室(生徒会長室)にメイド姿で登場とか何の悪い冗談だと言うのか。

何でどう戦うのか明言していない点も気になる所。
ガチバトルかもしれない。ヒナ祭りイベントの
競技orコンテストかもしれない。(場所が会長室限定なので可能性は薄いが)
そして畑君の事だからジャンケンとかでもアリなんて可能性もゼロではない。
折角だからヒナギクは男装で戦ってみないかね?

最後の1ページで人いっぱいなのを示唆しているだけあって、
それはそれは邪魔入りまくりんぐになるのでしょう。
祭り会場にて美少年がメイド服を着ていても違和感ゼロで間違いないが、
轟轟生徒会や雪路に捕まったら一瞬でゲームーオーバーです。
羞恥プレイに耐えるハヤテも見所です。
更にどのツラ下げてヒナギクに会いに行くのかも。


バックステージ
第92回。
・内容よりも絵面が全ての回
・メイド服が何の違和感もなく似合っている

ああ、うん、そうだね。


○余談
そろそろ単行本8巻の動きが出始めています。
ようやく本誌の扉絵にも9/15頃発売と出ましたしね。
昨日だか一昨日「ハヤテのごとく! ポストカード」で検索してきた人が居たけれど、
流石にちょっと早いわ。

8巻もまた、久米田師匠と同発で因縁めいていた気がします。
実は別件でもそんなフリが見える事柄があるのですが・・・それはまた別記事で。

今週は本当に記事が間に合わないかと危惧した。

余談の余談。
今回の記事タイトルは少し反省している。後悔はしていない。


○関連記事
ハヤテのごとく!91話「Romanticが止まらない」
ハヤテのごとく!90話「時をかける少年」
ハヤテのごとく!89話「決戦はメリークリスマス」
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畑健二郎インタヴューレポ -後-
畑健二郎インタヴューレポ -前-
「ハヤテのごとく!」グッズ登場!

上記リンクより過去の記事は、ハヤテのごとく!過去ログからどうぞ。


※今週分のサンデー記事リンク
2006年38号 これこそが『ハマリ役』 -前-
2006年38号 これこそが『ハマリ役』 -後-
2006年38号番外 GOLDEN★AGE第16話 雑感
ハヤテのごとく!92話「あやさきミルクティー」