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STUDIO VOICE9月号で、畑健二郎先生がインタヴューを受けています。
当記事はそのインタヴューに対するレポ。後半戦です。

前半戦はこちらからどうぞ。


○まずは前半戦の言い残し補完から
前半戦でラストシーンの日付を想像したりなんかしていたら、
物凄くヤな連想が沸いてきました。

バックステージ第87回で、
『ヒナギクの誕生日だから大事というよりも
「誕生日」というイベントそのものがこの作品にとって大事』
という一文がありました。
普通に考えたら大事なイベントというのは、
89話で発生したマリアへの超ロングパス。
そこでわざわざ斜め上推論。
「誕生日」は、「決別」の日、という考え。
もしヒナ祭りでヒナギクが完全に諦め、生徒と生徒会長の関係に戻ったら?
もしハム沢さんが5月の誕生日で断念し、友人の関係に戻ったら?
もしマリアと積み上げてきた関係が12月24日で解消され、従業員同士の関係に戻ったら?

あー少しずつ潰されていく感覚が恐ろしい!
いえ、勿論ちょっと脳裏をよぎっただけの冗談なんですけどね。
5月で二人のフラグ切ると、ワープでもしない限り12月まで話持たないだろうし。
(ナギの誕生日も12月です)
しかし、こういったネタ空論であってもマリアがボスになってしまうのは何故か。


○『トゥルーエンドとは別に、打ち切りという可能性も
ぜんぜんあったので、暫定な最終回も考えたり。』
○『今のところ連載では二回暫定最終回をクリアしてるけれど、”その五”まで用意してある』
さーあ暫定最終回が既に2回出ているときましたよ?
まず4巻1話はガチ。
タイトル、扉絵、ハヤテが三千院家に戻る過程、全てが最終回。
後々読み返したら本気で最終回過ぎて驚いた記憶があります。

で、もう一つですよ。
候補に挙げたのは、1巻最終話、5巻10話(「タイ」タニックラスト)、
6巻最終話(とらのあなラスト)の3つ。
1巻のはあまりに爆弾が強調されている上に、
当時にしてはモノローグがやたら多いため。
「タイ」タニックととらのあなは、バトルだから。
一応バックステージを見て調査を深めていくと、第8回
『この九話目は今後の物語の展開上、実は重要な回(?)だったりするのですが』
と、ありました。これじゃんか。
この爆弾をめぐって終編が展開されるのでしょう。

あと1巻最終話に注目した理由はもう一つ。
あまり文章が巧くない人間が静かに最高潮の場面を盛り上げようとしている時は――――
――――こういった表現を使いがちなのだ。
そう思わね?
素人SS書きとかでそんなん多々見かけね?
巧くない人間が使いがちってのは言い過ぎですかね。
「その刹那」みたいな表現多用する物書きも実力知れますよね。
余計ですかね。


畑君の性格上、トゥルーまで行くなら暫定を全て放出すると思われます。
最近はバックステージでどこまでもぶっちゃけちゃう傾向にありますから、
恐らく以後3つの暫定最終回は、出てきさえすれば簡単に判別出来るでしょう。


○『画力に自信がないから、絵以外の要素で頑張るしかない。』
全米が泣いた。


○『画力で劣るぶん、いっぱい書き込んでネタを詰め込まないと
読んでもらえないんじゃないかって不安なんです』
なーんとなく「ハヤテのごとく!」の作品形態は、
ここに集約してるんじゃないだろうかと思うのです。

今までに何度も、この作品は設定過多の傾向があると書いてきたのですが、
恐らく設定の数そのものは、多いんじゃね?って程度なのではないでしょうかね。
そして設定が異常に多いと錯覚する理由は、
本来内輪の認識や設定資料で置いておくような設定を
全て誌面で明かし、登場させてしまうから。
そうする理由は多分、上記のようにいっぱい書き込んでネタを詰め込む為。
更に「キャラクター」を知ってもらう為。

本来「ある出来事」を経験した裏設定があるからこんな性格のキャラが出来た、
そんな性格のキャラが物語を展開していく。
そういったものがベーシックにある(と思う)のに対して「ハヤテのごとく!」では、
「ある出来事」を経験した裏設定があるからこんな性格のキャラが出来た、
そのキャラの設定をじょじょに明かす事でキャラの裏まで把握してもらい、
それまでの全ての物語の「理由」を掴んでもらいたい。
そのような意図が見え隠れ・・・いや、見えまくっているように思います。

勝手にこんな事考えちゃってアレですけれど、畑先生が
「考えた物は全て余す所なく公開したい」
「ボリュームのある設定を全て放出するぐらいしないと不安」
と考えている故、こんな作品になったのではないでしょうか。
ほら、バックステージなんか見ていても、基本的に心配性っぽいじゃないですか。
媚びのベクトルでは無いけれど、もうちょっと心配しないで胸張ってよ、という印象。
オチがグダグダする傾向はそこにあるんじゃないかとも懸念しています・・・


結論として「ハヤテのごとく!」の特殊な作風は、
「不安」「サービス心」「全ての意図を100%理解して欲しい欲求」の3つで形成された
不思議な物だと判断しています。


○畑健二郎写真
ビッと正面カメラガン見の畑先生写真が一枚掲載されています。
なんとか普通人に見えるけれど畑君、
そういった人達は決して「トゥルーエンド」という単語は使わないと思うんだ・・・。


今回のインタヴューのレポはそんな所です。
「打ち切り決定になったら暫定最終回で締める」的な表現が暗喩されていますから、
無事トゥルーエンドを迎えてくれるよう、応援していく次第です。
こんだけやられたら、最終的に何したかったのかは知りたいじゃない?


○余談1:宣伝
抜粋しまくったので、INFASに怒られないうちに宣伝です。

今回畑先生のインタヴューが載っていたのはSTUDIO VOICE9月号です。
ドピンクの表紙にDMC(デトロイト・メタル・シティ)のクラウザー様が映えています。

インタヴューは計2ページ。
小説家になろうとした話、漫画家になったなれそめ等、
ここのレポでは触れていない部分も沢山ありますので、
畑健二郎ファンを名乗る方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。
バックステージとは少し違った雰囲気が中々面白いですよ。

ただアニメ雑誌やマンガ雑誌ではないので注意が必要です。
近代的芸術の総合誌?上手い単語が浮かばんわ。サブカルっぽい雑誌です。
コミックガイド以外の記事も面白かったけれど、
小中学生辺りにはオススメ出来ん雑誌だね!
エロとかじゃねぇですよ。薄いけど680円だし。

この雑誌見てたらワープハウスやUKハードハウスが聴きたくなったとさ。


○余談2:最後にいろいろ
「インタヴュー」という単語を多用したのは、
何故か「ヴ」をやたら使っているSTUDIO VOICEに対しての敬意。

不安だからいっぱい詰め込むという畑君の考えには同意する点が多い。
だってこのBlogもそうだから!
長文ばかりなのもサンデー記事でほぼ全作品扱うのもそうだから!

バックステージ第91回にこのインタヴューの宣伝があった。
もう1日早く書き始めてたら、宣伝より早く書き上がったのにぃー

このレポ、ヤバい予想ばかりだから物語が終盤を迎えた頃、
恥ずかしくて自分で読み返せない悪寒。


○関連リンク
STUDIO VOICE

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上記リンクより過去の記事は、ハヤテのごとく!過去ログからどうぞ。


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2006年36・37号番外 ダレン・シャン第1話 雑感
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