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今週はこの作品を単品で扱わない訳にはいかぬでしょう。


○あいこら 「1ヶ月後くらいに誌面から消えてないか心配」
電車で漫画を読むなんて事は、過去一切やってこなくてですね。
ここで記事を書くようになってから、移動時間がとても長くて
且つ乗客が物凄く少ない(つまり周りにほぼ人がいない)時
という局地的状況下でのみサンデーを読むようになりました。
この20号が過去二度目となるそのロケーションが揃った号。
うん。
あいこら3Dフェチメガネを切り取る作業は地獄だった。
乗車時間がやたら長く、とてつもない好条件。
このまま読むには邪魔過ぎるから、切り取らざるを得なかった!
そんな因縁が篭った38話となりました。

前置きとして、禁句を一度だけ解禁します。
井上和郎、貴様乳首券を何枚使ったァァァ!!!
最近のサンデーでは安西伸行くらいしか使わない奥義です。
えーと・・・ハッキリ表現されているのは3回?
まぁ回数的には充分許される範囲なのですよ。
問題はその話の構成だ。
『極上の形をした胸を持つヒロインが居るけれど、
その・・・先端の形も抜群かどうか調べる。』
これは無理だろう!絶ッ対苦情殺到モノですよ!
少年漫画としても暴風域を遥かに超越しているし、
小学館でこんな事かまして許されるとは思えない。
一番ヤバいと思ったのは、そんな回に限ってフェチメガネが付いてきた事。
(むしろそれに合わせて暴走させてきたのだとは思うが)
こんな謎の二色フィルムな付録なんて付いてきたら、
勿論子供の好奇の目に晒されます。
考えてみましょう。サンデー読者の子供がこのメガネを見つけて、
これどう使うの?とか親に尋ねる姿を。
まず『フェチ』という単語にドン引きしながらも、本編の漫画を見たら
前述の目的で変態ドモが大暴れですよ。
これはヤバい。本当にヤバい。最早惨劇級です。
本気で打ち切られないか心配になってきます。
親御さん、フェチって何?と聞かれてどう答えましたか?

危惧はこの辺りで終了。
今回のもう一つの問題。
鳳桐乃には透視メガネを使っていない!
本当に危ない領域には踏み込まなかった!
他のキャラと学年同じっつーても問題は容姿って事ですか。
しかし惜しいな!

最初に天幕を透かした時は、一応正常(?)なリアクションをしています。
先生にあてられてようが何されようが無反応だったのにねぇ。
あいこらでもハヤテのごとく!でも言える事ですけれど、
この辺りの反応さえも記号化し過ぎているというか、
完全にスイッチオン・オフのみで管理している印象があります。
無機質過ぎて不自然極まりなかったりちょっと恐ろしく映る事も。

内容全体としては何だ、いつもの井上ワールド。
傷付き倒れる味方の屍を超えて、戦地へと赴くのでした。
最後の柱のアオリ。
『よい子のみんな!メガネは正しく使おうネ!』
何のフォローにもなってねぇ!そもそもよい子にゃ見せる事すら出来ねえ!

フェチメガネを使ってみて。
思ったよりも浮き上がらない。
少年学年誌についているものもこんな程度だったでしょうか?
注意書きになるべく長時間使わないように、
と書いてあるけれど言われなくても長時間使えない。目が非常に辛い。
『このメガネをかけたまま外に出たり、歩いたりしないでください。』
あー、あらゆる意味で危険だから。

小学○年生の付録にもつくような3Dメガネを
こんなドギツイ使い方した作品は後にも先にも無いかもしれない。


※今週分の記事リンク
2006年20号 命を懸けた情熱のゴーグル -前-
2006年20号 命を懸けた情熱のゴーグル -後-
聖結晶アルバトロス18話「希望の種は残しておいて」
ハヤテのごとく!76話「美少女の残り湯は百薬の長」
あいこら38話「フェチメガネマスタースパーク」


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